介護施設の事例

施設名: 介護老人保健施設

認知症の方が他入居者の方の股間に手を入れた事例

対応者

対応者

対応者 介護福祉士

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J2

認知症の状況

性別 女性

事例・対処法の要点まとめ

認知症の方が他入居者の股間に手を入れた。

凄く驚きましたが、そっとSさんの手をズボンから引き出し場所移動をしました。 それが正しかったかどうかは分かりませんが、Sさんが怒ったり興奮することはなくその後も楽しくレクに参加してくれました。 その事を申し送りノートに記載し、別日にケースカンファを実施し他のスタッフにも周知し対策を話し合いました。 良かった点は、見て見ぬふりや叱るなどの行動はせず冷静に対応出来たと思います。またそのままにせずスタッフ間で共有出来たことが良かったと思います。 悪かった点としては、その後も繰り返し行われたので根本的な対策には繋がってないという点です。

なぜ今回のような事が起きるのか一人一人のアセスメントをしっかりと行い、その方々の興味をひく対応やレクを行うと良いと思います。またレクの際の配置も工夫が必要だと思いますので、今後は計画的に進められたらと思いました。今後Sさんだけでなく他の方にも起こりうる内容ですので、スタッフ間で入居者一人一人の対応について話し合い誰が対応してもトラブルに繋がらないようにしたいと思います。特に認知症の方に対しては問題行動と捉えず、なぜ?なぜ?を繰り返し、よりその方に合った対応を模索し続けて行く必要があると思いました。

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トラブルが起きた背景

Sさんは重度の認知症をお持ちの女性の方です。歩行は見守り及び一部介助でできますので移動する時は歩いて貰ってます。
普段の周辺症状としては、誰に対してもキツい発言をしたり時には手が出るということもあります。ただスタッフが近くに居ますので大きな問題になることはありませんでした。
今回のトラブルは午後のレクをしている時です。
レクを行うフロアには畳の間があり、段差がありますのでそこに腰掛けてSさんは参加してました。
他の方も集まってきてSさんの隣に男性の入居者が座り皆で体操や歌を歌っていたのですが、ふとSさんを見ると隣の男性の股間に手を入れていました。
他の入居者さんもいますし、触られている男性入居者の方も怪訝な表情で放っておくと怒り出すかもしれないという状況でした。

対応者の中での対応

凄く驚きましたが、そっとSさんの手をズボンから引き出し場所移動をしました。
それが正しかったかどうかは分かりませんが、Sさんが怒ったり興奮することはなくその後も楽しくレクに参加してくれました。
その事を申し送りノートに記載し、別日にケースカンファを実施し他のスタッフにも周知し対策を話し合いました。
良かった点は、見て見ぬふりや叱るなどの行動はせず冷静に対応出来たと思います。またそのままにせずスタッフ間で共有出来たことが良かったと思います。
悪かった点としては、その後も繰り返し行われたので根本的な対策には繋がってないという点です。

今後同じ事例が起きた時の対処法

なぜ今回のような事が起きるのか一人一人のアセスメントをしっかりと行い、その方々の興味をひく対応やレクを行うと良いと思います。またレクの際の配置も工夫が必要だと思いますので、今後は計画的に進められたらと思いました。今後Sさんだけでなく他の方にも起こりうる内容ですので、スタッフ間で入居者一人一人の対応について話し合い誰が対応してもトラブルに繋がらないようにしたいと思います。特に認知症の方に対しては問題行動と捉えず、なぜ?なぜ?を繰り返し、よりその方に合った対応を模索し続けて行く必要があると思いました。

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