介護施設の事例
施設名: 特別養護老人ホーム
認知症の方が実際はないセクハラを訴えた事例
対応者
対応者 介護助手・介護補助
対応者 男性
お相手
寝たきり度 わからない
認知症の状況 わからない
性別 女性
事例・対処法の要点まとめ
認知症の方が実際はないセクハラを訴えた。
認知症でない利用者には経緯を細かく説明し納得してもらいました。認知症の利用者(特にMさん)には「犯人は捕まえた」との情報を流して安心してもらいました。本当は犯人なんていないのですが「犯人が捕まった」との安心感が事態を収拾させたのです。 悪かった点は、まるで認知症の利用者を騙しているかのような罪悪感に襲われました。綺麗事だけでは片付かないのは承知していますが、他に良い方法がなかったかスタッフ同士で話し合えば良かったと反省しています。
今後このようなことが起こった時は利用者を集めてミーティングを開きたいと思います。当時はコロナ禍でそのようなミーティングがNGとされていたのですが、今では大丈夫なので積極的に行っていきたいと思います。
トラブルが起きた背景
Mさんは認知症で被害妄想が激しく突発的に被害を訴え始めます。「物を盗られた」は日常茶飯事ですが、2年前の年末に「寝ている時に男に身体を触られた」と喚き散らして施設内でパニックになりました。「物を盗られた」の時と段違いなくらいに周囲の老人に不安が連鎖してしまい、施設内に猥褻犯が居るとの誤解が広まってしまったのです。挙げ句の果てに私を含めた男性スタッフが疑いの目で見られ、仕事に集中できる環境ではなくなりました。
対応者の中での対応
認知症でない利用者には経緯を細かく説明し納得してもらいました。認知症の利用者(特にMさん)には「犯人は捕まえた」との情報を流して安心してもらいました。本当は犯人なんていないのですが「犯人が捕まった」との安心感が事態を収拾させたのです。
悪かった点は、まるで認知症の利用者を騙しているかのような罪悪感に襲われました。綺麗事だけでは片付かないのは承知していますが、他に良い方法がなかったかスタッフ同士で話し合えば良かったと反省しています。
今後同じ事例が起きた時の対処法
今後このようなことが起こった時は利用者を集めてミーティングを開きたいと思います。当時はコロナ禍でそのようなミーティングがNGとされていたのですが、今では大丈夫なので積極的に行っていきたいと思います。
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