介護施設の事例
施設名: サービス付き高齢者向け住宅
面会禁止を聞き入れず利用者が家族と窓越しに面会していた事例
対応者
対応者 介護職員
対応者 男性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅰ
性別 女性
事例・対処法の要点まとめ
面会禁止を聞き入れず利用者が家族と窓越しに面会していた。
ご家族と面会しているのをすぐに中止せず、早めに切り上げてほしいと対応したことは良かったと思います。
コロナ禍であるが家族なのに会えないのはおかしい、と思われるのは当然のことと思います。 中にはコロナ禍ということをご理解されておらず、スタッフがいじわるして家族と会わせないんだと思っている入居者様もいます。 正直な気持ちを言うと、スタッフとしてもご家族とも面会禁止というのはとても心苦しいです。 しかし入居者様の安全のためにはいたしかたありません。 ほとんどの方には現状を納得していただいておりますが、そうではない方についてはこれからもスタッフが根気よく対応し、ご理解いただくよう努めることが必要です。 またご家族のご理解ご協力も大事となります。
トラブルが起きた背景
サービス付き高齢者向け住宅に入居されているKさんは、コロナ禍であるため面会禁止という状態に納得されていません。
時々スタッフに何故家族なのに会わせてもらえないのかと訴えられ、口論になることもあります。
そのKさんがある日居室の窓越しにご家族と面会されているのを見つけました。
1階なのでそういうことが可能だったのです。
すぐに中止していただくことはせずお早めにしてくださいと言い退室しました。
ご家族が帰ってからKさんのところへおもむき、こうしたことはやめていただきたい旨を伝えます。
しかし聞き入れていただくことはできず、これからも同様の手段をとるといったことを話されたのです。
直接Kさんとお話ししても解決できないと考え、ご家族へ今回のような行動は慎んでいただきたい旨を伝え納得してもらいました。
対応者の中での対応
ご家族と面会しているのをすぐに中止せず、早めに切り上げてほしいと対応したことは良かったと思います。
今後同じ事例が起きた時の対処法
コロナ禍であるが家族なのに会えないのはおかしい、と思われるのは当然のことと思います。
中にはコロナ禍ということをご理解されておらず、スタッフがいじわるして家族と会わせないんだと思っている入居者様もいます。
正直な気持ちを言うと、スタッフとしてもご家族とも面会禁止というのはとても心苦しいです。
しかし入居者様の安全のためにはいたしかたありません。
ほとんどの方には現状を納得していただいておりますが、そうではない方についてはこれからもスタッフが根気よく対応し、ご理解いただくよう努めることが必要です。
またご家族のご理解ご協力も大事となります。
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