障害者施設の事例
施設名: 自立生活援助
職員が吃音の方とのコミュニケーションが不十分な事例
対応者
対応者 ボランティアその他
対応者 男性
お相手
寝たきり度 わからない
認知症の状況 わからない
性別 男性
事例・対処法の要点まとめ
職員が吃音の方とのコミュニケーションが不十分。
職員の中では知的障害をお持ちであったことから文字をうまく扱えないのではないかと考えていたため、その時ボランティアとして支援していたSさんの柔軟な考えによって対処することができた。
知的障害や吃音のためにコミュニケーションがうまく取れなかったりする方はかなりいらっしゃるのではないかと考えられます。知的障害をお持ちであるというだけで、全てのことができないという考え方は今回の経験をお聞きしてなくすべきだと感じた。また今回は、紙とペンを使って文字によりうまくコミュニケーションが取れたが、最近の子はスマートフォンを通じてのコミュニケーションもあるのではないかと考えられるので、コミュニケーションの取り方については今後もいろんなことを試す必要がある。
トラブルが起きた背景
Tさんは軽度知的障害をお持ちの方で特に吃音のために他の人とコミュニケーションをうまく取ることができない方です。知的障害のレベルはかなり軽度で、20代の頃はTさんに対して理解のある職場で働いていたためTさん自身もコミュニケーションで悩むことはなかったそうです。しかしその職場がなくなってしまったために自立生活援助を受けることになりました。その際にどのような職場で今後も働きたいのかやTさん自身の意見を会話でヒアリングできずに職員の方も困っていたそうです。そこで、ボランティアとして支援していたSさんは紙とペンを使ってコミュニケーションを取ることを提案しました。するとTさんと円滑にコミュニケーションが取れるようになり、生活自立に向けて前進することができ、またコミュニケーションが取れるようになったのでTさんの意見もしっかり聞くことができるようになりました。
対応者の中での対応
職員の中では知的障害をお持ちであったことから文字をうまく扱えないのではないかと考えていたため、その時ボランティアとして支援していたSさんの柔軟な考えによって対処することができた。
今後同じ事例が起きた時の対処法
知的障害や吃音のためにコミュニケーションがうまく取れなかったりする方はかなりいらっしゃるのではないかと考えられます。知的障害をお持ちであるというだけで、全てのことができないという考え方は今回の経験をお聞きしてなくすべきだと感じた。また今回は、紙とペンを使って文字によりうまくコミュニケーションが取れたが、最近の子はスマートフォンを通じてのコミュニケーションもあるのではないかと考えられるので、コミュニケーションの取り方については今後もいろんなことを試す必要がある。