介護施設の事例

施設名: 特別養護老人ホーム

職員が入居者と気付かず鍵を開けてしまった事例

対応者

対応者

対応者 介護職員

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 わからない

認知症の状況 わからない

性別 男性

事例・対処法の要点まとめ

職員が入居者と気付かず鍵を開けてしまった。

彼がいないことに気がついた時すでに遅かったようです。施設を出てから一人でどこかへ出かけた様子。まず事故を懸念した我々は手が空いているものだけで探すことになりました。5名ほど集めて敷地から外1㎞以内を徒歩で捜索しました。徒歩ではそう遠くないであろうという予測のもとに探すととある公園で発見されました。そして本人は悪気なく自分の権利や自由として外に出たと意識しているのです。 出入り口の鍵を開けてしまった人は職員の一人だったミスもあり職員は入居者と気が付かずに開けたようです。それは勘違いといえども起きてはならないミス。その後、事務職員のみではなく手の空いているスタッフ全員をかき集めて探そうと必死に努力をしたことについては正しい判断でした。人数が多いほど発見の可能性も高くなるので体力のある男性スタッフが多く集まった事は良い点でした。

まずは出入り口を開けてしまったというミスが大きな問題点でした。敷地外に出る時は誰か付き添い人が必要だからです。スタッフ全員が鍵を開ける権利を持たないことや、上司なりに報告と相談ののちに鍵を開けて良いとするシステムの構築が大切ですね。

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トラブルが起きた背景

特筆すべき病名はなく、まだ若い部類の男性入居者で自分の足で歩いて生活することもできる環境です。トラブルの兆候もなくこれまで何も起こしていませんでしたので特に注意して管理していることもなく、ある日突然起こりました。普段外への出入り口は鍵がかけられているはずですが、そのことは入居者は理解していたようです。その鍵のある出入り口をどうにか開けようと人に依頼したそうです。職員の一人は何も知らずに開けてしまい彼は外へと出てしまいました。

対応者の中での対応

彼がいないことに気がついた時すでに遅かったようです。施設を出てから一人でどこかへ出かけた様子。まず事故を懸念した我々は手が空いているものだけで探すことになりました。5名ほど集めて敷地から外1㎞以内を徒歩で捜索しました。徒歩ではそう遠くないであろうという予測のもとに探すととある公園で発見されました。そして本人は悪気なく自分の権利や自由として外に出たと意識しているのです。
出入り口の鍵を開けてしまった人は職員の一人だったミスもあり職員は入居者と気が付かずに開けたようです。それは勘違いといえども起きてはならないミス。その後、事務職員のみではなく手の空いているスタッフ全員をかき集めて探そうと必死に努力をしたことについては正しい判断でした。人数が多いほど発見の可能性も高くなるので体力のある男性スタッフが多く集まった事は良い点でした。

今後同じ事例が起きた時の対処法

まずは出入り口を開けてしまったというミスが大きな問題点でした。敷地外に出る時は誰か付き添い人が必要だからです。スタッフ全員が鍵を開ける権利を持たないことや、上司なりに報告と相談ののちに鍵を開けて良いとするシステムの構築が大切ですね。

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