介護施設の事例

施設名: 認知症対応型共同生活介護(グループホーム)

利用者とスタッフの反りが合わない事例

対応者

対応者

対応者 介護職員

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 J2

認知症の状況 Ⅱb

性別 女性

事例・対処法の要点まとめ

利用者とスタッフの反りが合わず、度々口論になった。

なるべく別のスタッフが接するよう周りが気を付けた。

誰とでも丁寧に接しようと心がけて行動していれば、良好な関係が築きやすい。

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トラブルが起きた背景

グループホームに入居されているOさんは高齢ながらもほぼ自立にて生活している方です。

施設内における移動は手すりを使いながら独歩可能でスタッフは見守りしています。

他者との会話も可能でしっかりしていそうに見えるのですが認知症を患っており、一度思い込んだら修正がききません

Yというスタッフがいたのですが、忙しく動く人で言葉遣いも乱暴なため、Oさんはこのスタッフを非常に嫌っていました。

そうした場合、必要最低限の接触に留めるのがベターな対応なのですが、Yスタッフはつっけんどんな態度を取るOさんに喧嘩腰で向かってしまいます

そうなるとOさんも黙ってはいられず激しい口論が発生し、その都度他のスタッフが仲裁に入るといった状況がありました。

対応者の中での対応

介護職員の対応として間違っていることをYスタッフに伝えても理解は得られず、なるべくOさんには別のスタッフが接するよう周りが気を付けることとなりました

Yスタッフは入居者様の生活を手伝っているという意識が欠如していると思われます。

そして、入居者様を自分の思い通りに動かすことが仕事と思っている様子もありました。

今後同じ事例が起きた時の対処法

入居者様とスタッフも人間ですので、好き嫌いは必ずあります。

嫌われる事例はあまり見たことがありませんが、こちらの入居者様とはなんとなく合わないなという関係はよくあります

そうした場合は必要最低限の関わりにとどめ、雑談などをしなければ、お互いちょうどよい距離感になることが多いです

どの入居者様とも同様に仲良くなれるわけではありません。

無理に仲良くなろうとすることで嫌がられることもあります。

また入居者様は自分との対応だけではなく他の入居者様とどう接しているかも見ています。

そのため誰とでも丁寧に接しようと心がけて行動していれば、良好な関係が築きやすいと考えます。

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