介護施設の事例
施設名: 訪問看護
利用者の方が自宅の猫が原因で皮膚トラブルが起きた事例
対応者
対応者 看護師
対応者 女性
お相手
寝たきり度 C1
認知症の状況 Ⅲb
性別 女性
事例・対処法の要点まとめ
利用者の方が自宅の猫が原因で皮膚トラブルが起きた。
徐々に増えていく身体の湿疹と痒み。初めは猫が原因とわかりませんでしたが、軟膏でも改善しないため介護タクシーで病院へ。その診察で、その身体中の湿疹と痒みは猫が原因とわかりました。動くことが出来なくなった部屋で猫の毛や排泄物が大きな原因でした。皮膚科で診察を受けて処方された薬をつけると徐々に改善していきました。そしてその部屋はケアマネさんが主導を握り、まずは大掃除。そしてヘルパーさんの助けを借りて、日々の衛生環境の維持を行っていきました。 やはり専門の知識のある皮膚科にかけたことが一番良かったと思います。
利用者にとってペットは家族の一員です。そのためペットが原因で起こった問題でも、利用者はかばおうとするのです。しかしながら適切な診察と治療を受け、また適切な療養できる在宅環境を整えてくためには、ペットの不衛生を指摘することも時には大切だと思います。
トラブルが起きた背景
ある利用者宅での話。もともと猫が大好きでいつも自宅内には2匹の猫がいました。初めは餌をあげたりペットシーツを変えたり、いろいろなお世話を自分ですることが出来ましたが、徐々に体調が悪化し次第に寝たきりになってしまいました。その家には息子が一人いましたが、猫アレルギーがあると言いながら利用者の部屋に入ってくることは一切なかったのです。
寝たきりになってしまった利用者に代わり、世話をしていたのは私たち。しかしそれではとても間に合わずどんどん部屋は汚染されていき、結局利用者は皮膚トラブルを起こしてしまったのです。
対応者の中での対応
徐々に増えていく身体の湿疹と痒み。初めは猫が原因とわかりませんでしたが、軟膏でも改善しないため介護タクシーで病院へ。その診察で、その身体中の湿疹と痒みは猫が原因とわかりました。動くことが出来なくなった部屋で猫の毛や排泄物が大きな原因でした。皮膚科で診察を受けて処方された薬をつけると徐々に改善していきました。そしてその部屋はケアマネさんが主導を握り、まずは大掃除。そしてヘルパーさんの助けを借りて、日々の衛生環境の維持を行っていきました。
やはり専門の知識のある皮膚科にかけたことが一番良かったと思います。
今後同じ事例が起きた時の対処法
利用者にとってペットは家族の一員です。そのためペットが原因で起こった問題でも、利用者はかばおうとするのです。しかしながら適切な診察と治療を受け、また適切な療養できる在宅環境を整えてくためには、ペットの不衛生を指摘することも時には大切だと思います。
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