介護施設の事例
施設名: 特別養護老人ホーム
特別養護老人ホームの利用者がストーカーと間違われ通報された事例
対応者
対応者 介護福祉士
対応者 女性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅲa
性別 男性
事例・対処法の要点まとめ
職員が目を離した隙に所在不明となり、迷っていたら女性にストーカーを疑われ通報された。
連絡を受けた私が警察に駆けつけ、その場でNさんの状態を警察と通報された女性に細かく説明しました。 女性はNさんの身長が170センチ以上あったことで恐怖を感じ、パニックになったと言われました。 ストーカーではないことは明らかなため、事件や被害届には至らずそのまま特養に本人と戻りました。 まさか人について行くようなことをするとは予測しておらず、所在不明になった朝から発見時までに職員が見つけていたらと後悔しています。
今後徘徊行為があり所在不明になった際は、すぐに居場所が分かるよう高齢者用のGPSを導入する予定です。 ご家族さんにも今回あったトラブルをお伝えし、徘徊行為が目立つ方を中心にGPS装着を各利用者のご家族に説明予定です。これで発見が速やかに行えることを期待しています。
トラブルが起きた背景
Nさんは特養に入所されていますが徘徊行為があり、朝食時に職員が目を離した隙に所在不明となっていました。
夕方、警察から連絡があり、Nさんからストーカーを受けたという女性からの通報でNさんを保護したとのこと。
傘を杖代わりにし、対向車に動じることなく車道を歩いていたNさんに女性は通報を迷いつつ徒歩で通り過ぎるも、信号や踏切で振り返ると都度姿があり女性の自宅までついて来られた形です。
ストーキングではなく、恐らく徘徊で迷っていた可能性があることを警察とその女性に説明しました。
対応者の中での対応
連絡を受けた私が警察に駆けつけ、その場でNさんの状態を警察と通報された女性に細かく説明しました。
女性はNさんの身長が170センチ以上あったことで恐怖を感じ、パニックになったと言われました。
ストーカーではないことは明らかなため、事件や被害届には至らずそのまま特養に本人と戻りました。
まさか人について行くようなことをするとは予測しておらず、所在不明になった朝から発見時までに職員が見つけていたらと後悔しています。
今後同じ事例が起きた時の対処法
今後徘徊行為があり所在不明になった際は、すぐに居場所が分かるよう高齢者用のGPSを導入する予定です。
ご家族さんにも今回あったトラブルをお伝えし、徘徊行為が目立つ方を中心にGPS装着を各利用者のご家族に説明予定です。これで発見が速やかに行えることを期待しています。
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