介護施設の事例
施設名: 訪問介護(ホームヘルプ)
訪問介護(ホームヘルプ)介護職員(ホームヘルパー)なし
対応者
対応者 介護職員(ホームヘルパー)
対応者 女性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 わからない
性別 男性
トラブルが起きた背景
A様は歩行は問題なく歩かれる方ですが、認知が少しあり最寄りのバス停からバスに乗り、主に役所、警察所に行き日頃ご自身が思う事や世の中が間違ってる事等不満を話しに出かけたりする方でした。ご家族とは仲が悪く奥様はA様が嫌になって娘さんの所に逃げるように出て行ってしまったとの事。その事もあり、A様は役所や警察に電話をしているのだと思います。ヘルパーがサービス提供に入っている時はしょっちゅう警察や役所に電話をしていました。普段はヘルパーには優しい方でした。ある時いつものように調理を行い、A様はいつものようにどこかに電話をしており「〇〇はどうなっているんだ!」と声を荒げていました。調理が終わり声掛けをして食事を食べていただき、その間後片付けをする予定でしたがA様は椅子に座ったまま食事を取ろうとせず、ずっとイライラしている様子でした。そうしている内に傍にあった杖を床にドンドンと叩きつける行動が見られ、どうなされたのか声掛けしてもずっと無言のままでした。そして急にA様はその杖を思いっきり後ろにぶん投げ、目の前にある皿を床に投げつけ次々と皿を割って暴れだしたので、直ぐにケアマネに電話をしました。ケアマネと管理者が駆けつけたところケアマネに対してA様は殴り掛かり管理者がA様を抑え、管理者が娘さんに連絡し娘さんがきてやっとA様は落ち着いてくださりました。
対応者の中での対応
A様は普段から気性が荒いということは管理者より聞いていましたので、気を付けるよう言われていました。こういう事を事前に知っていたことと、直ぐに問題が発生した時にケアマネに連絡出来た事が良かったと思います。当たり前の事ですが、少しの気づきもヘルパー同士で情報共有していた事や訪問時間以外でも問題行動を起こしたことについて情報を教えてもらっていたので、もしかしたら今後このような事があり得るかもと予測ができていたので良かったと思います。
今後同じ事例が起きた時の対処法
サービス提供に入る前に前回の記録や最近の様子を確認する。当たり前かも知れませんがとても重要なことだと思います。あと、緊急時の連絡先(利用者の担当するケアマネ等)を事業所と確認をしてください。訪問先では手順書通りにいかないことも多々あります。その利用者様の生活仕様や既往歴等把握し今後どのような事がありえるか可能な限り予測する事も大事だと思います。事業所では些細な事柄でも報告するようにしたほうが管理者やサ責も情報収集の為助かるかと思います。
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