介護施設の事例
施設名: 訪問看護
訪問看護看護師なし
対応者
対応者 看護師
対応者 女性
お相手
寝たきり度 J2
認知症の状況 Ⅱb
性別 男性
トラブルが起きた背景
週に何回か訪問する利用者さん。時々様子がおかしくなります。それは決まって金曜日です。初めはなんで様子がおかしくなるのか全く分かりませんでした。しかしお互いに慣れてきて、家族の状況がわかるとだんだんとその理由がわかるようになりました。遠方に住む息子が訪れるのが、2週間に一回、仕事が休みの木曜日だったのです。その時だけ、好きなものを買ってもらえるといつもワンカップを買ってもらっていたのです。それも1本だけなので、私たちが金曜日に訪問したときにはすでに飲み切った後で、もうありません。そのためお酒を飲んでいる現場を見たことがありませんでした。しかしある時、顔は少し赤く目はうつろ、そして言動は「もう来なくていい、一人で生活できる!」と強く攻撃的ということがあり、よく観察してみると飲酒後であるということがわかったのです。
対応者の中での対応
これまで飲酒を控えていた人は、飲むことによって気持ちが昂ったり、攻撃的になることはよくあります。そのためその時には、相手の訴えを「はい、言われることは理解できました」と一旦返事を保留にしてその場を後にしました。
今後同じ事例が起きた時の対処法
お酒を飲んでいると、やはり正常な判断というのが出来ないと思います。そのため翌日には二人体制で訪問しました。そして訪問の必要性があること、体を心配していることを伝え訪問の継続を伝えました。その時にはすでにお酒も完全に切れていたのでしょう。いつもの利用者に戻っていたような気がします。もしもお酒を飲んでいて、いつもと違うなというときには、危険を回避するためにも一旦時間を置くことも大切です。そして危険を感じたときには二人で訪問する体制も必要だと思います。
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