介護施設の事例

施設名: 特別養護老人ホーム

特別養護老人ホーム介護職員身体障害

対応者

対応者

対応者 介護職員

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 女性

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トラブルが起きた背景

夕方になるとIさんは不穏になることが多く部屋に一人にしていると強くそれがあったため広場に連れてきてはお話を聞いたり飲み物を提供したり対応しました。
ひどいときは「私をどうする気」「襲われるからこないで」「おうちに帰りたいけどここの道で合っていますか」などその日によって発言は様々でした。
暴れることはなく声掛けやお茶を勧めることで少し落ち着くことが多かったです。
結果としては良くなるということはありませんでしたが、本人の不安や恐怖といった感情を少しでも減らせるようスタッフたちと状況を共有し昨日はこんなことしたから(折り紙など)今日は絵お描いてみようかなど気分転換になることを積極的に行いました。

対応者の中での対応

対応として毎日同じことをこつこつやるより様々なイベントをした方がIさんにとっては良かったと思います。
元々絵を教えている先生だったということで絵を描くことや歌を歌うことも好きな方でしたので他の入居者様より手や口を動かすことが苦でないご様子でした。
こちらもどんな曲が好みかな、どんな絵を書きたいかなということをIさんに一つ一つ聞くことで会話の数が増えこちらで準備したものをやってもらうだけでなく自分がやりたいことをやってもらうというふうにアレンジしながらIさんの体調に合わせた対応ができたと思います。

今後同じ事例が起きた時の対処法

忙しい時間帯や人員が不足すると先程の回答にある内容が100%できない日ももちろんあります。
そういう日もありますが施設職員だけでなく看護師や施設の栄養士などにも情報を共有することで些細な会話や声がけのとき「Iさんの絵とてもよくできたと聞いたよすごいですね」や「お食事の際にこの作品飾りましょうね」など他の職員からもIさんの得意な部分や出来事を話してもらえるだけで、ご本人の気持ちが落ち着くこともあるので積極的にこまめな情報共有をすることをおすすめします。

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