介護施設の事例
施設名: 小規模多機能型居宅介護
小規模多機能型居宅介護介護福祉士脳血管疾患
対応者
対応者 介護福祉士
対応者 男性
お相手
寝たきり度 C2
認知症の状況 わからない
性別 女性
トラブルが起きた背景
朝の通所でのお迎えに伺った際、家族様から「まだ注入の途中で、すぐに終わるから待っていて」と言われました。
事務所へ連絡をし状況を説明すると「注入直後に移動をすると、嘔吐などの危険性があるので時間をずらして迎えに行くと伝えてほしい」と上長より指示が出ました。
そのことを家族様へ説明すると「私もこれからでないといけない」「後でなんて待てないから今すぐに連れて行って」と言われました。
家族様へ注入直後に移動をすると嘔吐する可能性があること。もし嘔吐するとしんどくなるのはご本人様であり、また誤嚥などのリスクもあることを伝えました。
家族様はイライラした様子でしたが納得してくださいました。結果、他のお迎えに支障がない時間帯でお迎えにいくことになりました。
対応者の中での対応
注入直後に移動などをすると嘔吐する可能性があることと、嘔吐した際に苦しくなるのは私たちではなく本人様であることをしっかりと伝えました。
誤嚥などのリスク説明も行いましたが、リスクだけを伝えるだけでなくご本人様がどうなのかを説明することで、家族様も納得してくださいました。
今後同じ事例が起きた時の対処法
注入直後に移動することで嘔吐や誤嚥し、入院や最悪の場合も考えられます。そのことだけを話すと、自分や会社の保身だけになってしまい反発され「いいから連れて行って」と言われる可能性がある家族様でした。きちんとご本人様や家族様の思いや苦しくならない方法がベストといったことを説明することで、理解もしてくださりました。
また、そのまま車に乗って移動するも何もことが起きなかった場合でも、今後同じような状況になった際に「以前は何もなかったから今回も大丈夫」と思い注入直後の移動が当たり前になることもあります。危険なことは危険と判断し、家族様の思いだけを通さずしっかりと話をしなければいけないと思います。
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