介護施設の事例

施設名: 訪問介護(ホームヘルプ)

訪問介護(ホームヘルプ)介護職員認知症

対応者

対応者

対応者 介護職員

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 わからない

認知症の状況 わからない

性別 男性

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トラブルが起きた背景

Kさんに対するサービスは、マンションの宅配ボックスに入っているお弁当を自宅に届け、お皿に移して食事として提供するという簡易なものでした。ヘルパーがいつも通り宅配ボックスにパスコードを入れて開けると、お弁当が入っていません。宅配業者に確認の電話をすると、間違いなく届けたと言います。不審に思いボックス全体を確認すると、住人がいない筈のボックスに荷物が入っているランプが点いていました。管理人に尋ねると、物を入れた時に設定したパスワードが分からないと開けられないということでした。いつものボックスを開けるパスコードでは、他のボックスは開けられないというセキュリティになっているとのことでした。結局お弁当は届けられず、介護事務所こら別の人がコンビニ弁当を買って対応する事になりました。ヘルパーひ次の訪問先へ向かい、数日経ってから弁当宅配者のミスである事が確認されました。

対応者の中での対応

あるべき物が無かった段階ですぐに事務所へ連絡し、ご家族への電話など対応が取られました。また、現場で管理人にも状況の異常を共有し、誤った場所に異物が入っている可能性を確認できた事が良かったと思います。違和感に対して迅速な反応がなされた事は、すべての介護業務に通じる重要な感覚であると思います。

今後同じ事例が起きた時の対処法

食に関するエラーは、直接的では無いにしろ緊急時対応に近いものであると思います。1人で悩むより先に所属事務所に連絡を取り、とにかく助けを得ながら初動を迅速にする事が大切です。その後、現場で気づく事があれば都度対応して、また事務所に連絡をするなり問題なく処理できる案件については対応できたら良いかと思います。エラーありきの社会生活、それを支える介護の仕事なのですから、慌てずあせらす、まず助けを呼んで多くの手と知恵で対処できる状況を作りましょう。

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