介護施設の事例

施設名: 訪問介護(ホームヘルプ)

訪問介護(ホームヘルプ)介護職員認知症

対応者

対応者

対応者 介護職員

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 わからない

認知症の状況 Ⅱa

性別 女性

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トラブルが起きた背景

Kさんは軽い初期の認知症ですが、ある程度の事は自分で出来る方でした。

膝関節症で時々痛くなり長く歩く事は難しく家にいることがほとんどでした。

そのせいか訪問して来た人は必ず家の中でに上がらせてしまうクセがありました。

ある日民生委員を名乗った男性が訪問して、信用していたKさんは上がり込んだ男性にお茶を入れ対応してました。

その男性は一人暮らしを心配して訪問して来たふりをして危ない物はないか調べますと言ってそこらじゅうの引き出しをあさりはじめたらしいです。

金目のものを盗まれ何事もなかったように帰ったらしいです。

本人はちょっとおかしいかなぐらいにしか思ってないようでこんな人来てねと楽しそうに話していた事に危険を感じました。

対応者の中での対応

ご家族の同意を得て、インターホンを鳴らないようにして鍵はいつも施錠するくせをつけました。
また、ヘルパーはキーボックスに鍵を入れて暗証番号にて家の中へ入れるシステムにしました。これぐらいの対応でいい加減だと思いました。
それ以来このような出来事はなくなりました。

今後同じ事例が起きた時の対処法

インターホンを使えなくしたり、電話をなくしたりキーボックスを設置したりの対応はある意味正しい対応だとは思いますが、連絡が取れない知人や必要な方の訪問をシャットアウトしてしまう事になります。

しかし、一人暮らしは狙われているのです。犯罪者は一人暮らしの家と分かっています。

なのでこれぐらいの防衛策で対抗しない限りこの手の犯罪は減りません。

万が一命を落とすような事があると想定しないといけません。

ご家族のご意見を考慮しながら思い切った対応策を提案し迅速に実行する必要が必要でご家族も安心していただけると思います。

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