介護施設の事例

施設名: 訪問介護(ホームヘルプ)

訪問介護(ホームヘルプ)介護職員(ホームヘルパー)骨粗しょう症

対応者

対応者

対応者 介護職員(ホームヘルパー)

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況

性別 女性

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トラブルが起きた背景

Wさん 80歳 明るくて面倒見のよい性格  歩行器は歩行レベル 高齢の為物忘れ程度 1人暮らしです。
足の低下で買い物に1人では行けなくなりました。
長男夫婦が近隣に在住、嫁も仕事はしているが仕事に行く前にWさんの昼食を作り仕事に行かれていました。
しかし、娘(Wさんの孫)に子供が生まれ娘の世話もありWさんの昼食を作る時間がなくなり夫と相談。しばらくヘルパーさんに昼食の準備をお願いする事に決めました。
材料は週末に嫁が買いだめして約5日分(土・日は仕事が休みなので嫁がされる)冷蔵庫に入れているので、日々のメニューはヘルパーさんが決めてもらう様にお願いしていました。
Wさんも 初めて知らない人がご飯を作りに来たので不安はありましたが、すぐにヘルパーと仲良くなりました。ヘルパーに「味を見てください」と煮物などは、言われて味はWさん好みで食事は出てきました。
2週間たった頃にWさんに「1人で食べても美味しくない」から一緒に食べてほしいとヘルパーは言われ、最初は断りをしましたが何度か言われるので、作った昼食を一緒に食べる様になりました。
1か月過ぎた頃に嫁からヘルパーステーションに週末に5日分購入している食材が早くになくなっている。母に聞いたら「一緒に昼食を食べる様にしている」と「どうして一緒に食べるのですか」クレームの連絡がきました。
ヘルパーに確認したら、Wさんにしつこくせがまれて一緒に食べたらWさんも食欲が増すと言われたのでと食べる様になったとの回答でした。
お嫁様には管理者から説明謝罪。今後この様な事がない様にと娘様から注意をされました。

対応者の中での対応

今回の事例で悪かった点は、どんな理由があってもヘルパーが利用者宅でご飯を食べた事でした。

今後同じ事例が起きた時の対処法

訪問介護によるヘルパーは何の為に高齢者の自宅でヘルパー業務をするのか。
ヘルパー業務は介護保険制度の決まりの中で行われます。
ケアマネージャーが訪問介護事業所に依頼時に提出する書類ケアプランに基づき訪問介護業務を実施します。
基本的にどの様な理由があっても利用者様のお宅でご飯を食べたり、お茶をあたりまえの様に頂いたりしてはいけません。
特に訪問介護では日が増すと利用者との関係も親しくなり利用者も業務上許されない業務もお願いされる場合もありますので介護保険を理解し業務をする事は重要です。

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