介護施設の事例
施設名: 通所介護(デイサービス)
通所介護(デイサービス)介護職員認知症
対応者
対応者 介護職員
対応者 男性
お相手
寝たきり度 わからない
認知症の状況 わからない
性別 女性
トラブルが起きた背景
Iさんは認知症が進行しており日常生活は指示があれば過ごせますが、何らかの介助は必要です。
また、本人も高齢ですが同居の旦那様も100歳と高齢です。数百メートル先に娘様の自宅もあります。普段から旦那様は割と元気で畑もしている方でした。
ある日の送迎時の朝には元気だった旦那さんでしたが、帰りの送迎に行くと、いつもは玄関で立って待っているのにおらず、呼び鈴を鳴らすも反応がなし。家族が近くにいるといううこともあり預かっていた自宅のカギを使い中まで送ると居間に倒れている旦那様を発見しました。
明らかに呼吸停止していました。すぐに救急車と事業所に連絡しました。
その後、死亡しているとのとこで、警察による事情聴取が行われ事件性がないことを確認されました。家族ともすぐに連絡が取れIさんを引き取ってくれました。
対応者の中での対応
事件性が出てくる為、緊急時は事業所に連絡し、救急車も要請を一応しておくようにしました。
証人がいないことも多いので身の潔白を証明するためにもしっかりと事業所の手順を踏む必要があります。
今後同じ事例が起きた時の対処法
今回はまれなケースかもしれませんが、超高齢化社会では今回のような事例は今後は出てくる可能性が高いです。今回は明らかに呼吸停止している状況でしたが、死亡判断ができるのは医師だけなので介護職ができることではありません。なので、警察よりも救急車をまずは呼び、医療的判断を行ってもらうようにします。後で関係者は必ず警察に何らかの事情聴取を行われますが、すぐに終わると思います。事業所にも連絡し指示をあらためてもらえるようにしておくことが大事です。対応によっては事業所の評判にもつながるので注意します。
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