介護施設の事例

施設名: 通所介護(デイサービス)

通所介護(デイサービス)介護職員なし

対応者

対応者

対応者 介護職員

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 J1

認知症の状況 わからない

性別 女性

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トラブルが起きた背景

Sさんは特に疾患等なく、杖をつきながらデイサービスを週3回利用されていました。
当デイサービスでは、朝から入浴介助から始まり、スタッフで見守りや介助にあたります。
その中で、10時から約1時間レクリエーション、体操の時間が設けられています。デイサービスでは、認知症や身体レベルに差がある利用がおられる為、利用者の方々みんなが参加できる様に、レクリエーション内容等考えて取り組んでました。
その日はたまたまSさんレベルの利用者様が多く利用されている日で、会話等が弾んでいましたが、レクリエーションの時間になったのでみんなで出来るレクリエーションを始めました。
するとSさんは会話を楽しみたかったのか、私達はそんな幼稚な遊びはしたくない。とご立派されてしまいました。いつもは楽しまれている風船バレーやボール入れもしたくない。との事でした。
しかし、他の利用者様にはレクリエーションの時間を楽しみにされている方もいらっしゃるので、Sさんを除きレクリエーションを始めました。時々声かけをしながら徐々に参加してくれましたが、レクリエーションが終わり私はSさんに今日は何かあったのですか?と問い続けました。
すると、今日は久々に他の利用者さんに会ったから話したかったんよ。との事でした。私はすぐに申し訳なかったのと、他利用者様とまた会話を楽しんで頂ける様に間に入り、雰囲気作りをしてみなさんいつも通り会話を楽しまれていました。
帰りにSさんが今日はごめんね。楽しかったよ。と言って帰宅されました。
その後は、スタッフ間でレクリエーション等も大事ですが、利用者様の様子や一日今日は何をしたいか。と利用者様の時間ですから、スタッフが声かけしたりが必要ではないかと話し合いました。

対応者の中での対応

少し様子を見て時々声かけしたり、テレビを見て頂いたりと気をそらし、怒りをまずは沈めようとしました。
その日はスタッフが手薄で私しかいなかったので、他のスタッフに代わってもらう事もできず、立腹された事は私しか知らないので、スムーズに問題解決をしようとなるべく雰囲気を悪くしない様に事を進めました。

今後同じ事例が起きた時の対処法

まず利用者様の身体状況や認知症レベルで席を固めたり、レクリエーション始めに説明したり皆様が何をしたいか、したくないかを問いかけ全員が納得いく様に進めていく事が大事だと思います。
デイサービスには時間が決まってますが、第一に利用者様の時間を大切にしていきたいです。
なので、今回のトラブルもスタッフ間で共有してトラブルのない様に過ごして頂けるよう心がけが必要だと思います。

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