介護施設の事例

施設名: 通所介護(デイサービス)

通所介護(デイサービス)介護職員認知症

対応者

対応者

対応者 介護職員

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 J2

認知症の状況 Ⅲa

性別 女性

記事をチェック

SNSで知り合いにシェア

facebook

line

twitter

トラブルが起きた背景

Wさんは認知症がありますが、専業主婦だったので、家事はある程度は指示があればこなすことができるレベルのADLが保持できています。
その為、事業所の取り組みとしてお昼のご飯の白米は利用者様に作ってもらうことにしていましたので、この日はWさんに手伝ってもらいながら作る予定でした。
Wさんはお米を研ぐのにもこだわりがあったようで通常10分程度で炊飯器にコメを仕掛けることができる予定ですが、30分ほどかけて行いました。その間も様々なこだわりを話しては手が止まりを繰り返してなかなか進みませんでした。
いつもは、それほど積極的ではありませんでしたが、専業主婦に誇りを持っていたようで様々なこだわりが出てきました。
そのこだわりを尊重しつつ米を炊くことをしてもらい、本人の生活意欲を引き出せるように対応を行いました。

対応者の中での対応

時間がかかりましたが、普段それほど意欲的ではないWさんが意欲的になる場面を知ることができてよかったと思います。ほかのケアの手掛かりになると思います。

今後同じ事例が起きた時の対処法

時間はかかってしまう事は多少は仕方ありませんが、時間が限られた場所では、段取りを組まないといけません。
その為、本人の意欲を尊重しつつ、ケアを行いながら本人の意欲向上につなげられるようにしていきます。
そうすればその後も認知症ケアに対して効果を発揮できます。

記事をチェック

SNSで知り合いにシェア

facebook

line

twitter

介護施設の事例一覧へ