介護施設の事例
施設名: 通所リハビリテーション(デイケア)
通所リハビリテーション(デイケア)介護助手・介護補助なし
対応者
対応者 介護助手・介護補助
対応者 男性
お相手
寝たきり度 J1
認知症の状況 Ⅰ
性別 男性
トラブルが起きた背景
Sさんは構音障害にて介護保険を取得したため、身体機能面では大きな障害はなく、ほぼ自立した生活を送っていました。
独居だった為、親戚も心配し施設入居となりました。
施設生活では、他利用者との年齢差もありSさんはつまらないと感じていたため、ケアマネに相談し、集団で行うものよりも個別に何かやりたいと申し出し訪問リハビリが始まりました。
年齢も若く、身体機能面も大きな問題がなかったため、Sさんはリハビリがエアロビクス並みに運動した達成感があるものだと思っていましたが、実際にリハビリを受けるととても物足りなさを感じ、思っていたものと違うと苦情を伝えてきました。
訪問リハビリの責任者とケアマネとで、もう一度Sさんの主訴を確認しました。確認後、介護サービスでは賄えないと判断し、訪問リハビリは一度終了することとなりました。Sさんは施設外のサービスを非保険にて受ける方向となりました。
対応者の中での対応
構音障害があったため、ケアマネも依頼を受けた際にうまく聞き取れず、またSさんの身体機能レベルを評価しきれず、Sさんの話だけ聞き、運動がしたいけど集団ではやりたくないイコール訪問リハビリと定義付けていたため、介護保険下で行うサービスの選択を間違えてしまったと思います。
今後同じ事例が起きた時の対処法
今回は身体機能面や認知面に大きな障害がみられなかったため、経験年数の浅いスタッフを担当させてしまったこともトラブルに繋がったと思います。
ケアマネから依頼があり、その後利用者本人を交えた顔合わせの際にはリハビリの責任者も同席し、全員で主訴やニーズの確認を行う事が大切でした。
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