介護施設の事例
施設名: 通所介護(デイサービス)
通所介護(デイサービス)介護職員脳血管疾患
対応者
対応者 介護職員
対応者 男性
お相手
寝たきり度 J2
認知症の状況 Ⅲa
性別 女性
トラブルが起きた背景
Aさんは週2回私たちのデイサービスに通っている方でした。ある日のデイサービス利用中にAさんと面会したいというご家族が2名来館されました。
そのご家族はAさんとは同居しておらず、久しぶりにお母さんと会いたいということでした。
ご家族の面会に制限はありませんので、他のご家族と同じように30分ほど面会していただきました。
その際に、ご家族はご本人と歓談したり、Aさんに何かの書面を書かせたり、写真を一緒に撮ったりしていました。
後日、Aさんと同居しているご家族からデイサービスに連絡がありました。
内容は、先日面会にいった2人がデイサービスでの面会時にAさんの財産を全てその二人に譲るという同意書にサインさせていたというお話でした。
そのことによりご家族間で裁判が開始されており、デイサービスで面会した時の様子や記録などを教えてほしいという話でした。
デイサービスに残っている記録をそろえ、ご家族へ渡しました。しかし、記録上には<ご家族が2名面会に来られ、歓談などを楽しまれました>という程度の簡単な記録しか残っておらず、細かく何をしていたかどうかは記載されていませんでした。
対応者の中での対応
デイサービスは一度に30名ほどの高齢者を6名くらいの職員で対応するので、面会に来た方のご様子などはほとんど見てあげることができません。なかなか厳しいケースだったと思います。
今後同じ事例が起きた時の対処法
デイサービスを利用していただく前には必ず、ご家族と面会者の範囲の取り決めを行い、どのご家族までなら面会して良いという取り決めをしておくことが必須だと感じました。
仮に、許可されていない方が面会で訪ねてきた場合は、第1責任者であるご家族に連絡を取り、面会の有無を確認してからでないと面会はできないというルールのもとで対応していくことが大切だと感じました。
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