介護施設の事例

施設名: 通所介護(デイサービス)

通所介護(デイサービス)ケアマネージャー(介護支援専門員)脳血管疾患

対応者

対応者

対応者 ケアマネージャー(介護支援専門員)

対応者 男性

お相手

対応者

寝たきり度 B2

認知症の状況 Ⅱb

性別 男性

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トラブルが起きた背景

sさんは脳出血後遺症による左半身麻痺があり、妻が働きながら介護をしていました。迎えの時間までに車イスに座って待っているようにと決めていましたが、職員が迎えに行くと部屋やトイレの中に居たり、迎えが来てから準備を始めるなど毎回 職員や他の利用者を待たせる行為を何度も繰り返してトラブルを起こしていました。
トラブルの対象となる職員は決まっていなくて、どの職員が迎えに行っても同じトラブルを何度も起こしていました。
妻に相談して妻が不在時の生活状況を確認すると、昼食を準備して置けば妻が帰宅するまで1人でも過ごせる事がわかりました。
本人・妻・各サービス事業者とサービス担当者会議を開催して、職員が迎えに行ってから5分以内に玄関に出てくるように決めました。
出て来ない時は利用を拒否した事になると取り決めをして、通所介護には連れて行かない事にしました。通所介護に連れて行かなかった時は、介護支援専門員から妻に連絡する事に決めました。

対応者の中での対応

サービス担当者会議後も、同様のトラブルは数回ありました。
しかし、決まり事を守らなければ本当に通所介護に連れて行ってもらえない事を本人が認識するようになって、1ヶ月以内にはトラブルを起こさなくなったので良かったと考えています。

今後同じ事例が起きた時の対処法

今回の対応は本人の生活状況をきちんと把握して、妻の協力を得られたので実践が成功した事例だと考えています。
全ての利用者に対して、行える事例ではありません。
今後も同様のトラブルが発生した時は本人の生活状況と介護者の協力を得られるかをきちんと確認して、本人・介護者の状況に合わせた支援を実践していく必要があると考えています。

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