介護施設の事例
施設名: 訪問介護(ホームヘルプ)
訪問介護(ホームヘルプ)介護職員(ホームヘルパー)骨粗しょう症
対応者
対応者 介護職員(ホームヘルパー)
対応者 女性
お相手
寝たきり度 J2
認知症の状況 Ⅱb
性別 女性
トラブルが起きた背景
S様は一人暮らしで杖歩行されていますが昔から手芸が得意との事でS様宅に伺うといつもテーブルに座りパッチワークをして過ごされています。
調理の際は本人様と一緒に行う事がケアプランに盛り込まれていますので毎回伺うとお誘いするのですが、本人様は「具合が悪くて…」と神妙な顔で話され断られてしまいます。
何事もご自分でやる気が無いことは体調不良を理由にし、本当に具合が悪い様子がみられる為気軽にお誘いすることもできなくなってしまいました。
通院の際も同じく「足が不自由なものでね、あなた薬だけ貰ってきてくれないかしら」と毎回言われてしまいます。
調理の時はS様の若いころ得意な料理は何だったのですか?と聞いて味付けはどのようにしたらいいのか、など逆に本人様に頼る声掛けをしてみました。
すると「これが我が家の味付けだよ」と一緒にやってくれることが多くなりました。具合が悪いと話されるのでバイタル測定、検温等場合によってはSPO2を測定したりしました。血圧が安定していると聞くと本人様は安心して病院へ行ってくれました。
対応者の中での対応
一方的な対応ではなく、相手に聞く姿勢を取る事で本人様のやる気を引き起こせたのかもしれません。
具合が悪いと話される件については、もしも本当に体調が悪いと考えられることもあるので日々のバイタルの変化や様子を観察しておくことが良かったと思います。
今後同じ事例が起きた時の対処法
何かに対しての拒否が見られた場合、体調を考慮しどうしたら自然な形で出来る様導くか声掛けは本当に大事です。
声掛けにより本人様を怒らせてしまう場合もありますので。フェイスシートの生活歴を見ておくのもいいかもしれません。
本人様に合った声掛けのヒントがあると思います。
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