介護施設の事例

施設名: 通所介護(デイサービス)

通所介護(デイサービス)看護師認知症

対応者

対応者

対応者 看護師

対応者 女性

お相手

対応者

寝たきり度 A1

認知症の状況 Ⅱa

性別 男性

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トラブルが起きた背景

Yさんが入浴を終え、いつも通り着衣介助を行っていると、右親指の白癬爪が全て取れてしまっており、血が滲んでいるのを発見した。おそらく入浴中に柔らかくなった爪が何処かに引っかかり取れたものと思われる。
すぐに私は施設内のガーゼとテープを取って来て止血。処置薬などは無いので圧迫止血し、止血確認後、改めてガーゼとテープで指を固定した。
利用者さんは痛い痛いと言っていたので、靴はご自分のではなく施設のスリッパに履き替えて貰った。
管理者、先輩看護師に報告。利用者さんも痛がっていたため、家族に状況を報告する為電話した。
家族から、どうして爪が剥がれたのか、そっちの責任なのだから、ガーゼで止めるだけではなくそっちで処置して欲しいと言われたが、施設の特性上、施設での処置は出来ないため病院へ行って欲しいことを謝罪した上で伝えた。

対応者の中での対応

管理者、先輩看護師にすぐ報告し、対応を伺ったのは良かった。
家族になんと言われようと、施設の決まりは決まりなので、処置出来ないことをはっきり伝えられたのは良かった。

今後同じ事例が起きた時の対処法

まず今回同様、管理者、先輩看護師にすぐに報告する。
改めて、この施設では何処まで処置をしてもいいのかマニュアルに戻り確認する。
それでも不安な時は、連携している病院、利用者さんのかかりつけ医などに電話で相談し「病院からはこのような指示を貰いましたので処置をお願いします」など家族に伝える。

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